[ネタバレあり]ムゲがどんどん好きになる!!「泣きたい私は猫をかぶる」ネタバレ感想紹介![映画]
映画「泣きたい私は猫をかぶる」を見た後のネタバレありの感想と評価をします!
本記事は
「泣きたい私は猫をかぶる」を見た方と感想を共有したい
などの人に向けての紹介と紹介記事になります。

ネタバレあり感想
ムゲの秘密
愛知県に住む中学二年生の笹木美代こと「ムゲ」。ある日彼女はかつて出ていった元母親と夏祭りに来ていたが、父親のことで探りを入れてくる元母親に居心地が悪くなり出ていった。ムゲは走っていった先で猫の姿をした謎の商人からある仮面を貰う。
それは猫になれる仮面だった。
ムゲが思いを寄せるのはクラスメイトの日ノ出賢人。しかしムゲは強烈なアピール(主に日之出サンライズアターックといってのヒップアタック)をするが日之出はまったく相手にしていなかった。
ムゲは時々ネコになり日之出の家に通い甘えて可愛がってもらう生活を続け、新しい母親や父親との関係を気にしなくてもいい猫の生活に満足していました。
ネコの仮面をつければ自由になり人間になれば新しい母親の薫に気を使い笑顔の仮面をつけるというなんとも皮肉な生活をしていましたね….
日之出の悩みとムゲ爆発
ムゲは日之出の悪口をいう奴らを校舎から飛び降り一喝したことでお昼ご飯を一緒に食べるくらいに仲を進展させることができました。
その後も猫になり日之出の家に通うムゲでしたがそこで日之出の悩みを知ります。
それは自分のしたいことややりたいことを思い切って言えないとい思春期あるあるな悩みでした。
そのことをしったムゲは日之出に対して、思いを伝えるために手紙を渡そうとしますが
空気の読めないガキンチョのせいで手紙がうばわれ教室で読まれてしまいます。
目立つことが苦手な日之出は思わずムゲに対して「嫌いだ!!」と言ってしまいます。
それを受けた時のムゲの笑顔で泣いている表情がすごく印象的でした。
ムゲのこの表情が見ているだけで心がいたくなるそんな表情でした。
家に帰り落ち込むムゲに新しい母親の薫が声をかけ「本当に無理しないでね」
この言葉に元々再婚自体も受け入れていなかったが気を使い生活していたムゲは我慢の限界を迎え爆発しました。
その瞬間薫と父親の姿がムゲにはかかしの姿に映ってしましました。
これはムゲにとってどうでもよい人間はムゲにとってかかしに見えてしまうという演出でしたね(物語序盤にも日之出や友達の頼子以外の生徒もかかしにみえていました。)
ムゲは猫の姿になり家出し、ムゲに猫になれる仮面を渡した猫の商人が現れ「完全な猫になって人間の姿をすてろ」と唆しムゲは人間としての姿を猫の商人に渡してしまいます。
この猫の商人も最初は物語の行く末を見守る的なキャラかと思いきやゴリゴリの悪人でした。
なんとかこいつに制裁を!!!
というか山ちゃんが声を当てていますがやっぱり安定してますよね。
3人?の後悔と本当に大切なもの
ネコの姿で家出したムゲは日之出の家に行きますが、親や友達、日之出も自分の心配して探してくれていることや完全な猫なってしまえば日之出の言葉が理解できなくなることを知り後悔しました。
なんとか人間の姿に戻るため猫の商人をさがしますがある日人間の姿の自分を見つけました。
自分ではない何かが自分の姿をして生活していたのです。
この展開は予想はしてたものちょっと怖かったですね
自分がムゲの立場だったらこんなに怖いこともなかなかないですね….
その正体は薫に連れられてきた猫のきなこ。きなこはムゲが捨てた人間の姿を受け取り薫の娘として薫のそばで生活したいと願いムゲの姿になりました。
ムゲは人間の姿を取り戻すため猫商人の行方を求めて、猫島という猫にしか見えない島へ向かいました。
そのころムゲの姿になった元猫のきなこは猫としてのきなこが行方不明になったことで激しく落ち込む薫を見てしまう。
その姿をみてきなこは「猫としてあんなに愛されているなら人間の姿はいらない」とムゲに人間の姿を返す決心をして日之出に自分や日之出の家に通っていた猫の正体を話しました。
自分の家に通っていた猫の太郎の正体がムゲだと知った日之出は、人間としてのムゲにも、猫の太郎としてのムゲにも支えられていることに気づきムゲを追いかけ、
きなこと共に猫島に向かいました。
この場面なんですが個人的、個人的にですよ?
日之出はムゲのことを好きなるフラグは弱くないか?と思ってしまいました。もっとフラグがあってもいいかなと思ってしましました。
猫島の猫とエンディング
猫島にきたムゲでしたがそこでムゲ以外にも猫になった元人間たちがいました。
そのころ猫島にきたきなこと日之出はムゲと合流し、猫商人からなんとか人間の姿を取り戻すことができました。
そして街を見下ろす丘でムゲと日之出はお互いの思いを伝えました。
このシーンは背景が綺麗すぎてたまらんかったですな
まとめ
他ユーザーの感想を抜粋
良かった所
太郎が可愛い。
ムゲがどんどん可愛くなる!
思春期の複雑な感情を再現にしている。
気になった所
ムゲと日之出の恋愛感情をもっと強く描いてほしかった。
こじき侍の全体感想
本作を見る前の印象は「猫の恩返し」っぽい。
そして見たいと思った理由が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』も担当し本作でも本作でも脚本を担当している脚本家の岡田麿里さんです。
この3作はもちろん、自身が監督をした「さよならの朝に約束の花束をおくろう」の猛烈なファンでした。
現在あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』、「さよならの朝に約束の花束をおくろう」はUNEXTで配信されており初回無料体験登録だと無料で見ることができるのでオススメです。

感想としてはめちゃおもろかったです!!
本作はファンタジー要素が多々ありましたがそれ以上に少年、少女の思春期の複雑感情や成長の物語が綺麗に描かれていましたね。
そして何より太郎がめっちゃ可愛い!!!!
ネコ好きには至高の映画ですね!
最後
自分勝手な感想や見てほしいところを紹介しました。
そんなとこよりもここがいい場面って思う方もいるかと思います。
なので皆さんのオススメシーンがあれば是非コメントしてください
間違っている情報があれば申し訳ありません
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